2024年7月23日火曜日

廃棄

・「40年かけ集めた植物標本1万点を誤廃棄 希少種も 奈良県立大」(『毎日jp』)ださうです。「民間の研究者が40年近くをかけて採集し、奈良県内ではもう見られなくなった希少種も含む植物標本約1万点を、県立大(奈良市)が誤って廃棄していたと判明した。2001年6月に県が寄贈を受け、専用ロッカーで保管してきたが、校舎の取り壊しに伴い、23年10月に処分された。」とか。かういふことは稀にあります。寄贈品や寄託品でなくとも、何かの折にまちがつて廃棄される。何しろコレクションを納める場所に不足あある場合は、新しいところを作るよりもまづそれをいかに処分するかを考へるのでせう。その結果として、本来廃棄さるべからざるものが廃棄されてしまふことになります。今回のはどうなのでせうか。「標本は新聞紙に挟んだままの形で保管されていた。県内採取分だけで約7300点、約1600種を数え、辻野亮・奈良教育大教授(生態学)によると、 植生変化や野生動物の繁殖で見られなくなった希少種や、今では採取できなくなった種なども多く含まれていたという。(原文改行)同会メンバーらは遺族から寄贈を受けた後、散逸を防ごうと01年に県に寄贈。将来的に自然資料を保管展示する専門施設が整備されることを見越した判断で、県も当時の覚書や要領に基づいて県立大4号館で保管していた。」ところがあてがはづれてかうなつた……残念といふよりは情けないですね。かういふことが二度と起こらないやうに願ふのみ。