2024年7月31日水曜日

昇格

・「県文化財に昇格、豊橋・普門寺と羽田八幡宮の収蔵資料」(『東愛知新聞』)ださうです。「県文化財保護審議会は8月6日付で、豊橋市雲谷町の普門寺が所蔵する木札など4件、同市羽田町の羽田八幡宮文庫の旧蔵資料(9218点)1件を県有形文化財に昇格指定する。木札は平安末から中世にかけての密教文化の変遷が分かり、羽田文庫の資料群は近代図書館の先駆けとなった経緯を示す資料としての価値が認められた。」とか。普門寺のは知らないのですが、市図書館の羽田文庫はこれまでも利用したことがあります。あれは、この記事からすると市の文化財のやうです。しかも「2020年市文化財指定。」といふのだから全く古くない、むしろ新しい文化財です。西尾の岩瀬文庫に比べるとこちらは寄贈本で成り立つた文庫ですから、その内容が違ひます。岩瀬には貴重なものが多い。それに対してこちらは和本といつても幕末あたりの新しい板本が多い。これが市の文化財の理由でせうか。それが県に昇格します。管理自体は図書館がするのだから変はらないのでせうが、それでも市の文化財から県の文化財になつたのは大きいのかもしれません。羽田文庫は当時の公共図書館です。そのために寄贈を求めたものです。とまれ、かくして市文化財2点が県文化財となる。目に見えるやうな変化があると良いのですが、さういふのはないですね。