2024年7月17日水曜日
無断
・「生成AI無断学習の『模倣作品』著作権侵害じゃないの?『合法はおかしい』作者ら憤り」(『中日新聞 CHUNICHI Web』)ださうです。「生成AI(人工知能)の活用を巡り、第三者が著作権の所有者に無断でAIに学習をさせて模倣した作品を発表する事例が相次いでいる。生成AIの利用が広がる一方、規制はないままで、漫画家やイラストレーターらは『クリエーターの仕事喪失につながる可能性がある』と危機感を募らせる。」とか。記事にあるのは「画像生成AIの一つ『LoRA』」です。これで描いた画像が「樋口紀信の画風ローラです。どういう使い方をしてもらっても構いません」として示されてゐたといふものです。「髪の質感や服のシワの描き方までほとんど同じ」といふからには、この人の画像を学習したに違ひありません。それでもこれについて、「漫画を連載した出版社に相談したが、現行の法律では著作権侵害と判断するのは難しいと伝えられた。」さうです。つまりは法律の不備、法律が現実に追ひついてゐないといふことです。この「投稿者は自身のウェブサイトで、作風の再現をめぐる権利侵害は日本の法律で規制しきれないことを理由に『法律や著作権の観点からは重要性を感じない』と見解を示した。」さうです。完全な開き直り、法律にないことは何をやつても許されると言ふかの如くです。盗つ人猛々しいとも言ひます。これはどう考えてもをかしい。全く独自の画像を生成するのならともかく、誰々風の画像を生成、公開しておいて、それは許されると言ふ。かういふのを一刻も早く著作権で保護すべきです。さうでなければ画家やイラストレーターの仕事は皆AIに侵食されます。現在既に侵食されているのでせう。「日本の法規制は先進国の中で緩い」のださうです。この状態を一刻も早く改めるべきです。
2024年7月16日火曜日
ゲーセン化
・「国立国会図書館、3300点のゲーム所蔵も利用は2年間で16件と低迷…『ゲーセ ン化』懸念しPR控え」(『読売オンライン』)ださうです。「国立国会図書館(東京都千代田区)が納本制度で集めたゲームソフトの、館内でのプレー利用が2年間で16件と低迷 している。」とあるのにまづ驚きます。なぜゲームか、納本図書館ですが、「2000年の同法改正で市販のゲームソフトが対象に加わった。同館は22年6月、収集点数が増えたことなどから、所蔵するゲームの一部約3300点を試験的に館内でプレーできるようにしたが、開始時にほとんど広報を行わなかったこともあり、利用は7月13日までの約2年間で16件にとどまる。」といふことです。利用してこその納本図書館でせうから、ゲームソフトも利用してこそのソフトでせう。さうなると「約2年間で16件」は少ない。しかし「ソフト開発業者などの利益を不当に害さないよう配慮するとした合意書を関係団体と交わしている」さうですから、積極的にPRできない事情もあるわけです。いづれにせよ最新版のゲームができるといふわけではなささうなので、利用者は限られさうです。しかし国会図書館ともなると納本だけでも大変な数になります。そこに大変な数のゲームが増え、大変な数の閲覧者、ならぬ試演者(?)が増えては大変ではないのでせうか。とまれ、国立国会図書館でゲームといふのも乙なことかもしれません。如何。
2024年7月15日月曜日
メス
・「アカウミガメ、温暖化でメスばかりに? 『絶滅につながる恐れ』愛知・田原でも調 査」(『中日新聞 CHUNICHI Web』)ださうです。「絶滅危惧種のアカウミガメの子ガメが、地球温暖化の影響でメスばかりになる恐れがあるとして、国や保護団体などが産卵地の温度調査に乗り出している。子ガメの性別は産卵地の温度で決まり、温度が高すぎるとメスに偏るリスクがあり」といふわけです。このメス化現象、以前から言はれてゐました。こちらも危ないとも言はれてゐます。実際のところはどうなのか。それを確認するための調査です。「5月下旬、アカウミガメの産卵地として知られる愛知県田原市の赤羽根(あかばね)海岸。サーフィンや散歩を楽しむ人の姿がある中、スコップで砂浜に穴を掘り温度計を埋める作業が行われていた。」さうです。赤羽根と豊橋の伊古部あたりでは違ひがあるのでせうか。海岸線で続いてゐるのだからなささうな気はしますが、実際のところはどうなのでせうか。日本ウミガメ「協議会によると、アカウミガメが産卵した砂浜の温度が29~30度を超えると、メスの割合が一気に高まるという。昨年、赤羽根海岸で計測した温度データでは、7~8月の砂浜温度は、多くの日で30度を超えていた。」さうです。もしかしたらこちらで生まれるのはほとんどがメスになつてゐるのでせうか。これも温暖化の影響です。浦島太郎の話が本当に今は昔の話になるかもしれません。さうならないことを祈りませう。
2024年7月14日日曜日
対立
・「トランプ氏銃撃 共和党大会開催地の反応…民主党支持者『当然の報い』 根深い対 立」(『産経 web』)ださうです。「11月の米大統領選に向けた演説中にトランプ前大統領が銃撃された事件を受け、トランプ氏が共和党候補に正式決定する党全国大会 が15日に始まる中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーでは、党関係者や市民が『民主主義への攻撃だ』と容疑者を非難する声を上げた。(原文改行)ただ、街角には、銃撃を『当然の報い』と語る民主党支持者や、『これが奴らの手口』と民主党の関与を疑う共和党員がいて、党派対立の根深さをうかがわせた。」とか。米国での発砲事件は枚挙にいとまありません。誰だつてねらはれるし殺されます。その意味ではトランプは運が良かったといふことでせう。耳を貫通してゐるやうですから、ほんの数センチの差です。相手がト ランプです。当然これに関して様々な見方があります。「当然の報い」と言ひたくなる人がゐるのもまた当然です。あれだけのことをしてゐるのだから、それに対して反対する人間が多いのもまた当然です。「これが奴らの手口」といふのは、もしかしたら民主党支持者を装つてトランプを撃つたのかと思つてしまひます。いづれにせよこれだけ米国社会を大きく分断した人です。トランプの罪は大きい。しかもこれでトランプは、だからこそ銃が必要だと言ふでせうし、私はかくも政治的迫害を受けてゐるのだとも言ふでせう。それ 真に受ける人がゐるのが怖いところです。しかし、トランプも無事で良かった。政治の殉教者はもういりません。後はこの事件を正当に評価して、米国社会の分断が一刻も早く修復されることを祈るのみです。
2024年7月13日土曜日
偽物
・「約7千万円で購入した絵画は偽物? 徳島県立近代美術館が展示中止」(『産経web』)ださうです。「徳島県立近代美術館(徳島市)は12日、平成11年に6720万円で購入した絵画に偽物の疑いがあると発表した。今月27日から 展示予定だったのを取りやめ、調査を進めるとしている。」この絵は「フランスの画家ジャン・メッツァンジェの『自転車乗り』。今年6月、ドイツの有名な贋作師、ウォルフガング・ベルトラッキ氏の作品の中に、同じ絵画があるという海外の報道を確認した。」といふものです。同様の記事、「高知県立美術館でも所蔵絵画に贋作の疑い 1800万円で28年前に購入」(『産経web』)もあります。「高知県立美術館(高知市)が所蔵するドイツの画家、ハインリヒ・カンペンドンク作とされる油彩画『少女と白鳥』に、贋作の疑いがあることが13日、同館への取材で分かった。(原文改行)平成8年に名古屋市の画廊から1800万円で購入したが、ドイツの有名贋作家、ウォルフガング・ベルトラッキ氏の作品の可能性があるという。」といふことで、ともにウォルフガング・ベルトラッキといふ名があります。記事にも「有名贋作家」とありますから、その道では知られた人なのでせう。かういふのをつかまされるやうでは(日本は)まだ若いといふことでせう。いつまで経つても偽物、贋作はなくなりません。商売になります。口八丁でごまかせさへすれば良いわけですから、これはまうかるでせう。描く「有名」な人がゐるくらゐです。簡単にはできないまでも、少し心得があ れば贋作作りは難しくないのでせう。それにしても、かうして同じ名の贋作者が出てきます。本当に有名な人なのでせう。ならばその才能を自らの作品に生かすことはできなかつたのかと思ひます。できなかつたから「有名贋作家」になれたのですね。さて本当の贋作か どうか、今しばらくすれば分かります。
2024年7月12日金曜日
カレーライス
・「手頃な価格のカレーライスに異変? 家庭でも専門店でも負担増」(『毎日jp』)ださうです。「本格的な夏が近づくと食べたくなる『カレー』。(中略)手ごろな価格で食べられるのも魅力の一つだが、異変が起き ている。」とか。具体的には、「帝国データバンクが算出する「カレーライス物価」の5月分は1食あたり323円となり、2015年以降の最高値を更新した。298円だった前年同月と比べ25円増で、安価で手軽なカレーのコスト負担が増している。」といふことで、物価高の影響があるといふことでせう。「カレーライス物価が300円台となるのは23年8月以降10カ月連続。ジャガイモ やニンジン、タマネギなどの野菜価格の高止まりが予想されており、6月には330円台に突入するとみられている。」さうですか ら、まだまだ値上がりは続くやうです。肉も上がれば米も上がる、野菜も上がるで、値下げの余地はありません。これは所謂お家カ レー、専門店も同様です。その「値上げ幅は平均10・5%で、ポークなどの主力カレーで43円から最大76円の値上げとなる。 (原文改行)このほかにソーセージやチキンカツなどトッピング45種やサイドメニューの値上げも実施。」ださうですから、外でカ レーを食べるのも負担増です。その一方で「牛丼チェーンの『松屋』はレギュラーメニューのカレーを『ビーフ』から『チキン』に切り替え、価格も580円から480円に引き下げるさうです。個人的にはこれで良いと思ふのですが、好みの問題がありますので……それにしてもいろいろな物価があります。
2024年7月11日木曜日
濱納豆
・「豊橋名物『濱納豆』普及へ」(『東愛知新聞』)ださうです。「発酵食品『濱納豆 (はまなっとう)』の製造販売を手がける豊橋市船町の『國松本店』は10日、濱納豆普及のワークショップや料理のプレゼンテーションを本店イベントホールで開いた。(原文改行)創業140年。吉田城近くの悟真寺から伝わる味を守り続けており、徳川家康や吉田藩七代藩主の松平信古にも珍重されたという。」とか。この國松、子供の頃はこの店、あるいは工場(?)の前を通つて豊川に遊びに行きました。だから浜納豆とそれを作る店がどこにあるのかは知つてゐます。ただしそれも小学生の頃まで、現在は船町を離れてゐますが、同じ場所にまだあるのだと知れます。この浜納豆、辛いのですね。実に塩辛い。お茶漬け等で食べるのは良いのでせうが、 それ以外ではどう食べるのでせうか。そのままか、料理に使ふか。素人としては難しい食材だと思ひます。さういふこともあつて、プロの料理人が「濱納豆入りバンバンジーやチンジャオロース、玉子焼き、かゆ、杏仁豆腐などを披露。濱納豆を入れたことによる違いなどを確かめた。」さうです。味に違ひがあるやうです。あの塩辛さですから当然でせう。この調理人、「呉さんは質疑応答で『お勧めは玉子焼き。濱納豆を刻んで入れるだけで時短になり、おいしく、健康にもいい。塩辛いと感じる人は、水に少し漬けるとまろやかになる』などと語った。」さうです。塩抜きすればうまいかもとは思ひますが、ただし現状では近くで売つてはゐません。問題はここですね。いかに多くの店で扱つてもらへるか。ちなみに、浜納豆は浜松にもあります。悟真寺以前は浜名湖畔の大福寺で作られたもののやうです。
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