2024年3月3日日曜日

着手

・「昨夏の猛暑で『食糧基地』に打撃、北海道が温暖化対応に着手」(『asahi.com』)ださうです。「昨年の記録的な猛暑を受け、北海道内のほぼ全ての農畜産物に病害や生育不良などの影響が出たことがわかった。『日本の食糧基地』と言われる道内で今後被害が深刻化すれば、影響は全国の食卓に及ぶ可能性もある。」といふわけで、北海道で温暖化対策です。「これまで冷害の克服を第一に考えてきた」のではこの温暖化には対応できなくなつた、あるいは対応できなくなりつつあるといふことでせう。例へば「ビートが糖分を蓄えるには昼夜の寒暖差が必要だが、昨夏は夜も気温がなかなか下がらなかった。」といふことがあります。「昼夜の温暖差」がなかつたといふことです。他の品種ではといふと、「新品種も出てきてはいるが、気候変動にはなかなか対応できていない。」さうです。厳しさうです。問題は、ではどうするかといふことです。これに関しては読めません。読めない部分に書いてあるのだと思ひます。それにしても北海道で冷害対策だけでなく温暖化対策も必要になる。これは考へ方を変へた方が良ささうです。それだけ世界が熱くなつてゐるのですね。気にしない国もあるといふのが恐ろしい。