2024年3月16日土曜日

競売

・「『切り裂きジャック』捜査資料明るみに 警部の子孫が所蔵、競売に」 (『asahi.com』)ださうです。「19世紀に英国を揺るがした『切り裂きジャック』事件の当時の捜査資料が、約136年ぶりに明るみに出た。(中略)捜査に関わった刑事の子孫が保管してきたもので、犯人が警察に宛てて送ったはがきのコピーなどが含まれており、近く英国内でオークションにかけられる予定だ。」とか。今頃切り裂きジャックが出てくるとは思ひませんでした。これは「捜査に携わったロンドン警視庁のジョセフ・ヘンリー・ヘルソン警部が保管していたもの。ヘルソン警部は95年に退職し、1920年に亡くなったが、彼の子孫がこの未解決事件の資料を代々受け継いできた。」さうです。亡くなつた年では早すぎたのでせう。それが100年以上経つて、時効で関係者もゐなくなつて売りに出されたのでせう。「今回公開された資料には、『切り裂きジャック』という自称が初めて登場した、犯行を誇示する警察宛ての手紙のコピーなどが含まれる。遺体安置所で撮影された被害者のひとりの写真や、初期捜査で捜査線上に浮上したものの、アリバイが判明して捜査対象から除外された移民の男の顔写真などもあるという。」つまり、それなりマニアの関心を引きさうだといふことでせう。「1万ポンド(約190万円)相当の価値がつくとみられる。」とあります。これが高いのか安いのか私には分かりません。しかしマニアには垂涎の物でせう。見たいとは思ひますが、公開されることがあるかどうか。これもまた「ムー」に期待といふことになるのかもしれません。