2024年3月6日水曜日

否決

・「新たな地質時代『人新世』案を否決 国際学会小委」(『日経新聞』)ださうです。「国際学会『国際地質科学連合(IUGS)』の小委員会が、20世紀半ばからの地質時代を人類活動が地球環境に大きな影響を及ぼす『人新世(じんしんせい)』とする案を反対多数で否決したことが6日分かった。」とかですが、これが「地質時代の定義を満たさないとする意見が多数を占めた可能性がある。」さうです。最近よく聞く人新世、現代を表す地質時代の用語として使はれてゐるやうです。しかし、これは用語としては未成熟とでもいふのか、とりあへずは却下されました。実際、人類の活動の影響で地球が変はりつつあるのですから、それでも良ささうですが、地質学用語としては不可、いろいろと条件があるのでせう。これがまもなく寒期、氷河期が来るとでもなれば、現代は人新世となるのでせうが、現状ではそれはなささうです。いつ変はるのか、たぶんまだまだ先の話でせう。それがいつのことかは神のみぞ知る。如何。