2024年4月8日月曜日

割譲

・「トランプ氏、終戦へ領土割譲案 ウクライナ侵攻で米報道」(『日経新聞』)ださうで す。「米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、トランプ前米大統領がウクライナに南部クリミア半島や東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州)の国境地帯をロシアに割譲するよう圧力をかけることで終戦に持ち込めると周囲に語ったと 報じた。関係筋の話としている。」とか。ほぼトラの状況だとかですから、ウクライナをトランプがどうするかといふのは大変重要な問題です。本人の言ではないといふことにせよ、ここでクリミアやドンバスの割譲が出てきたことはやはりといふ感じです。終はらせるには ロシアを何とかせねばならぬといふことなら、トランプはウクライナを切り捨てるでせう。プーチンの専制体質はトランプにはよくあふ。トランプはさういふ人です。商売人であると同時に専制君主志向でせう。ロシアを利すると言つたところで、トランプには痛くも痒くもない。最後は己の利益のみで動くでせう。「トランプ陣営の報道担当者は『トランプ氏の計画に関する臆測は、状況を把握していない匿名の情報源から来ている』として報道は不正確だとの声明を出した。」さうですが、これが信用できるかどうかは分かりません。とまれ、ほぼトラなしとなるやうになつてほしいと思ふのですが、バイデンがまた次となると、まだやるのかと言はれます。候補者難の選挙です。