2024年3月15日金曜日

大不漁

・「琵琶湖のアユ大不漁、平年の3%未満…昨夏の猛暑で産卵数が激減か」(『読売オンライン』)ださうです。「全国一のアユの漁獲量を誇る滋賀県で、最大の漁場の琵琶湖での1月の漁獲量が平年の3%未満に落ち込み、統計のある2009年以降、最低だったことが県の調査でわかった。昨夏の猛暑の影響で産卵数が激減したのが原因とみられる。」とかです が、ここにもまた温暖化の影響ありのやうです。「琵琶湖のアユは毎年8月末~10月、河川に遡上して産卵する。漁は12月から翌年8月まで行われ、3月頃までは定置網で体長数センチの稚魚(ヒウオ)を捕る。つくだ煮などに加工されるほか、川への放流用や養殖用として全国に出荷される。農林水産省によると、アユの漁獲量(2022年)は、滋賀県が全国最多の319トンという。」ことですが、「今年は今年は1か所あたり4・3キロと、平年(149キロ)の2・9%にとどまっていた。」さうです。なぜか。「アユの産卵数の減少」です。これは「川の水温が23度を下回ると産卵を始め、20度前後で最も盛んになる。だが、昨年は9月中旬になっても24度を超えており、琵琶湖に流入す る11河川の産卵数は推定で平年の約2割だったという。」事情のためのやうです。つまりは温暖化でせう。また、ここでも温暖化です。琵琶湖は外来魚の問題もあつたりして漁業も大変です。ただし、温暖化は防ぎやうがありません。最後に「『琵琶湖には魚がいない』と思われ、食べてもらえなくなるのが一番怖い。」とあります。かういふ状況は改善できるのでせうか。止まるところを知らぬ温暖化です。