2024年3月25日月曜日

使用中止

・「小林製薬 紅麹原料約50社に供給と発表『直ちに使用中止を』」(NHK)ださうです。こんなに大きくなるとは思つてゐませんでした。たかが健康食品と思つてゐたのですが、かうなるとたかがではすみません。「大阪市に本社がある『小林製薬』が販売する『紅麹』の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、会社は紅麹原料をおよそ50社に供給していることを明らかにしました。このうち3社が商品の回収を発表しているということです。」3社ですむかどうか。健康食品を食べ続けて腎臓を悪くしたなどといふのは悪い冗談でしかありません。現状では紅麹の何が悪いのかといふところまでは分かつてゐないやうです。「健康食品が原因となった可能性がある」といふ段階のやうです。使用中止はまだでてくるのでせうか。別の記事では、「紅麹の『ロバスタチン』という成分にはコレステロールを低下させる作用があるとされ、紅麹由来の健康食品などが多く販売されています。(原文改行)一方、紅麹菌のなかには『シトリ ニン』という毒素をつくるものもあり、腎臓の病気を引き起こすおそれがあるとされています。(中略)小林製薬によりますと今回の報告を受けて成分を分析したところ、『シトリニン』は検出されなかったということです。(原文改行)一方で、『シトリニン』とは別の未知の成分の存在を示す分析結果が得られたということで、『意図しない成分が含まれている可能性が判明した』としています。」(NHK)とあります。もしかすると腎臓を傷めた患者さんが他にもゐるのかもしれません。一刻も早く真相が分かつてほしいものです。